アーカイブ : 2009年 11月

お菓子作りとお絵かきの似てる所。

今年に入ってから、趣味でお菓子作りをしてるんですが
クリエイティブな作業なので、結構絵を描く事と共通する事とかあるんですよ。

その最たるものを、一言で言うと
「無駄な努力は一分の利にもならない」って事。

絵の場合はなんとなく出来上がりが、モヤッとするだけですけど
お菓子の場合は、純粋に味が美味しくなくなるので非常に分かりやすいです。

たとえば、この間作ったアップルパイなどは、パイ生地はとにかく手早く伸ばして
折らないといけないんですよね。
丁寧に丁寧にジワーッと伸ばすと、バターは溶けるし出来上がりが重くなっちゃうし。
多少ざっくりでも、手早くやった方が全体のメリハリが出るわけです。
もちろん、手早くするかわり仕事が雑ではいけないので、そこに修行の成果が出たりするんですが。
自分の場合、精細な絵柄が売りなんですけど、その中でもメリハリは要るわけで。
スピード感やライブ感を丁寧に出していく、みたいな勉強と言うか意識付けが必要だなーとか。
予備校の時講師に、「焦らず急いで正確に」って言われたなぁなんてことを
思い出したりしますね。

なんだか、最近真面目な日記ばっかりダナー。

アップルパイ焼いてみた。

1101
10/29が誕生日だったので、というわけでもないけれど、ひさしぶりの製菓デー。
秋なので季節感重視でアップルパイ!
土曜の夜から、リンゴをむいて、生地を寝かせて仕込み完了。
日曜は、朝からリンゴを煮込んでフィリングをつくり、生地を伸ばしてパイ型へ。

日曜は夏日で25度もあったせいか、バターが溶けるのが早くて難儀しました。
もっと寒くて良いのに・・・。

一応見た目はちゃんとした物が出来ました。味もまあまあかな。

以下反省点。
・りんごの触感を残す為に厚切りとジャムぽくしたい部分の差を出す。
・バターは塩入りのほうがむしろ美味しいっぽい。
・パイ生地はとにかく手早く、バンバン伸ばして折る。伸ばして折る。伸ばして折る。