アーカイブ : 2012年 10月 16日

ジョジョの奇妙な冒険に「死亡フラグ」が無い理由。

最初は、記事タイトルを
「バトル漫画におけるジョジョとほかの漫画の相違点」
にしようと思ったんですけど、インパクト弱いのと比較でもないなと。

荒木飛呂彦先生デビュー30年・ジョジョ25周年で盛り上がる昨今ですが、
子供の頃からジャンプ読んでた自分があれこれ考えた、バトル漫画考察ジョジョ編。

JOJOをバトル漫画としてみた時におもしろいのは
いわゆる死亡フラグがほとんどないところだと思っています。

※2部までは脇キャラとかにちょこちょこあったんですが。
この戦争が終わったら、国に帰って結婚するんだという
2部のシーザー・ツェペリの友人
マルクなどは有名すぎるほど有名(だよね?)

でも3部以降はほとんどない。死亡フラグ。
基本的に死亡フラグっていうのは、読者に対する
予防線というか、心の準備は良いですかー的な
物だと思ってるんだけど、正直大嫌いなんですよね。
個人的な好悪はともかく、ここから読みといて行ってみたいと思います。

盛大にネタバレを含むため、ネタバレOKか既読の方は続きからどうぞ。

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ジョジョ展@東京に行ってきたよ!

JOJO展行ってきました。

去る10月9日。行ってきました六本木。

9時半過ぎについたのですが、会場はなかなかの列。
展望台観光に来てたオバサマ達が
不思議そうな顔でみていたのが印象的。

会場入り口では、上部看板のみ撮影許可とかで
やっぱり森美術館は好きになれないねと思いつつ、鑑賞開始。

 

荒木先生の生原稿はすごかったです。
イラスト的にみると、背景をカラートーンしているのが多かったな。
塗ってると思ってたけど発色考えるとトーンのほうが良いよね。

少年マンガ的なパワーではやはり、3部ー4部頭のイラストがよかったかな。
SBR以降も掲載誌変更でスケジュールに余裕が
出てる分クオリティは申し分なかった。

荒木先生の絵は今のも昔のも好きなんだけど
最近の絵柄のジョナサンとジョセフはちょっと
中性的すぎるかなあ・・・まあ昔の絵柄で
描いてほしいというのも、無茶な注文なんだけど。

個人的に一番好きだったのは、以外にもストーンオーシャン16巻イラスト。
あれは、背景の海のハイライトとか飛び出る様な迫力で
徐倫と承太郎がとてもよかった…

あと、3部で画面左半分がバサッと開いた躍動感ある3部キャラのイラストで
なぜか一番奥にホルホースが描かれてるのがあって、
ちょうど、ポルポル+花京院VSホル+Jガイル戦あたりの絵だったのかなー

物販もすごい盛況で、10000円以上買う人が大半という感じだったかな。
自分はほんの2万ちょいですよ。ハハハ。
図録とはちょっと違うんだけど、会場限定本
サイドが滅茶苦茶こってておもしろい。
ちょっと画像をUP


こっちから見るとオラオラ


逆から見ると無駄無駄

真ん中開くと5部なのがちょっと残念。ここは承太郎とDIOにしてほしかった。


カバー外したところも豪華!

来年発売の、新画集も滅茶苦茶すごそうだった。
でっかくてきらきらしてた(でもJOJOAGOGOみたく収納がかさばりそうだなあ・・・)

 

チケットは日時指定販売で休日分は完売
平日分もちらほら売り切れ続出だけどお近くの方は是非。
でも、絵描き系の人だと、荒木先生これ描いてたとき
○○歳か・・・とちょっと心がおれるかも。