絵を描いてて思ったこと。
たまにはチョット真面目な話。
やっと、たまっていたイラストも片付いてきました。
残り1枚塗りだけになったので、並行作業用に、
描きたかったイラストのラフをやってる時、はたと気づいたんですよね。
「こっ、こっ、こっ、これはー!!」(ミスター味っ子っぽく)
「脳内ラフから紙ラフに落としこむときに、ものすごくバイアスがかかっている!!」
具体的にどんなバイアスかと言うと、常識的な服飾のフォルムだったり・デッサン狂いを
自動矯正していたり・・・・・・これはよくない。よくないですよー!
ラフから下書きの間に、具体的修正を入れていくのは当然だけど、
一番初期のラフは、何も考えずに描きたいというパッションで押し切らないと
軸がぶれたものが出来ちゃうわけですよ。
こういう絵にしたい!と言う部分を、より尖らせ、よくする為にラフを手直ししないといけないなと。
逆に、画面全体を計算で作り上げる場合は、頭の中でイメージを作りすぎずに
言語化・記号化された部分を抽出して紙面上でまとめた方が良いわけだし。
チョット脳が混線してたナーなんて事を思った秋の一日でした。
先日はどうもでした。
自分の場合、1発目のラフは小さく描くようにしてます。
せいぜい名刺大くらいかな。
もう少し小さいことほうが多いかもしれません。
そうすると、1つ描くのに大した労力がかからないので、
特に複数の案を検討するとき効率的です。
小さい絵で成立している構図は、引き延ばしても薄まらないし。
マーカーなど太めの筆記具で描く人もいますね。
このへんは好みによりますが…。
>>ツナモト先輩
先日はこちらこそありがとうございました。
ブログも楽しく読ませてもらってます~。
個展、近ければお邪魔したんですが(宮崎駿の作品に出そうな、ツタだらけのお店良いですよね)
ラフは僕も名刺サイズ~はがき大くらいでやってます。
ラフで構図決め→大きくして構図の詰めとディテールを考える→
構図との不整合があってディテールを手直し(このあたりの工程が危険)→下絵完成
ディテールつめてる時とかに、全体に意識が行ってない事があって反省です。
美和君とかは、ぶっといペンでゴリゴリやるみたいですね~。
仕事の線画とラフ集を見せてもらいましたけど、さすがの綺麗さでした。
おお、そうでしたか。
「危険」工程は自分の身にも覚えがあります。
最近なんかは、最初のラフを切るときが一番楽しくて、
それ以降はまるで苦行のようですよ。
終わったらリセットされるので、また描くわけですが…
>>ツナモト先輩
もう、その気持ちすごいわかります。
イメージラフやりながら、こんな色塗って~こんなパースで~
って考えてる時が一番楽しいです。
CGは特に作業ぽい部分が多くなりがちなので
最近、意識的にアナログ画材触る様にしてます。
アナログはアナログでアンドゥできない!って思っちゃうのが
人間のわがままなところですけど~~